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- 2005年12月16日 私は太陽が大好きです 本田美奈子の宝物
私は太陽が大好きです 本田美奈子の宝物
今日、本田美奈子の追悼特別番組が放送されていた。
前に一度放送されるのだという事を知って録画しようと思っていたが、そのまますっかり忘れていて本日放送の日を迎えてしまった。
結果、録画も叶わず、途中から見ると言う状況に。少々無念だ。
だがその分、もう再び見る事が叶わないかもしれないと言う思いから、集中してみる事が出来たとも言える。
放送中、彼女がボイスレコーダーで遺した歌がいくつも流れていた。
何度も繰り返し繰り返し歌われていたのはアメイジング・グレイスとアヴェ・マリア。
当然だがどちらもアカペラで歌われていた。
それは透明で綺麗で優しく包み込むような力強さを感じた。
AVE MARIA![]() | アメイジング・グレイス![]() |
それ以外にも、とある有名な歌を歌った。
彼女が好きな光景だと言う家の座椅子から見る窓辺の風景と、そして退院が決まってから彼女の母と親友とに抱きつく姿の写真と共にそれは流れた。
二人を夕闇が包むこの窓辺に
明日も素晴らしい幸せが来るだろう
加山雄三の歌である「君といつまでも」。
最初、キーを低く歌いだしてしまったと言って高さを調整しなおしながら歌い始めたそれは、加山雄三の歌うそれとはまた違う印象を受けた。
どんな歌を歌っても、彼女の透き通った歌声が心地よく感じられた。
「明日も素晴らしい幸せが来るだろう」と言う一節が、どうしてかとても悲しかった。
無菌室から出て退院が決まった時、彼女はナースセンターに出向いて歌を歌った。
その歌声に涙を流す者も居たと言う。
彼女のその場に居た者たちへの思いが溢れた歌声だったのだろうとそう思う。
私は太陽が大好きです
歌を通して人々に光を与えたい
その彼女が遺した言葉。
彼女は本当に歌が好きだったのだ、と感じられる。
歌は彼女にとって、宝物だったのだろう。
彼女は最後まで家族を気遣っていたという。
歌と言う人生の宝物を見つけた彼女は、だからこそ強くあれたのだろう。
何も無く、無為に在ったならば、きっと自らの後悔に偏るのだと思う。
私にもそんな人生の宝物が見つかるだろうか。
いや、見つけてみたい。
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